診療について

想いをつなげる

当院では、身近にあるかかりつけ病院としての一般診療を行っています。

一般診療では、日常における様々な病気や怪我に対する治療やワクチン接種・健康診断などの予防を行っています。

一見、そこまで気にならないような症状であっても、動物たちは自分で訴えることができないため、実は大きな病気が隠れていたということも少なくありません。些細なことでも構いませんので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

また、MRIやCT検査の精密検査も行っています。血液検査やレントゲン検査などではわからないような内臓や神経の状態などを詳しくみることができます。かかりつけ病院様と連携をとりながら治療方針の決定をしていきます。

当院では、飼い主様との対話を大切にしています。

動物たちは話をすることができず、私たちが直接状態を聞くことはできません。日常で動物たちに最も近くで接している飼い主様に日常の様子を詳しく伺うことで、動物たちの様子をより細かく把握し理解したいと考えています。

まずは、問診を詳細に行うことによって、動物たちの症状に合わせた対応をすることを心がけています。

「どのような症状であるか」

「いつから症状が始まったのか」

「元気・食欲・尿・便の具合はどうか」

などを始め、具体的な動物たちの症状や全体的な様子を把握した上で、検査や治療を行っていきます。

そのため、飼い主様にもできる限り具体的に説明をお願いしたり、時には尿・便の持参をしていただくこと、画像や動画なども見せていただくこともあります。多くの視点から診ていくことで的確な診断へと繋げることができます。

また検査や治療方針についても、飼い主様のライフスタイルによって求められる検査や治療方法が異なってくることから、飼い主様と綿密に話し合いを行います。病状を始め、検査や治療の方法・必要性・リスク面・費用などわかりやすい説明を心がけながら、詳細な情報の提供をできるよう努めています。

話し合いを重ね、飼い主様が納得した上で、動物たちと飼い主様にとって安心できる最適な選択を一緒に考え診療を進めていきたいと考えております。

受診前に動物たちがどのような症状や状態なのかをチェックをしてみましょう。

どのような症状ですか？

その症状が始まったのはいつからですか？

元気はありますか？　

食欲はありますか？　(通常と比較して何割くらいか)

排泄(尿・便)はできていますか？　その状態(形状・出血など)はどうですか？

身体の痛みや痒み・赤みや出血はありますか？　

(できものがある場合)徐々に大きくなっていますか？

(痙攣や発作がある場合)どのような状況の時に起きていますか？　起きている時間や回数はどのくらいですか？　※動画があると参考になります。

異常行動はありますか？　(例：意味もなくグルグル回る、吠えるなど)

10.

息苦しさがあったり、舌の色が紫色になったりしていますか？

※この他にもそれぞれの症状についてお伺いすることがあります。